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浅草 、夜と昼。

by 優恵

 夜の浅草寺。ここから歩いて10分ほどのところに住んでいるという方と雷門の前で待ち合わせて、旅行者気分で閉まり掛けた仲見世通りをふわふわと歩いた。

 大提灯に見惚れる。10年ごとに新調されるらしい。作るところを見てみたい。

 仲見世通りは1月の半ばを過ぎても正月のお飾りで、冬の休みを熱を出して寝て過ごしたわたしは、急に新年のお祭りが目の前に広がって浮かれた。

 仲見世通りから花やしき通りを抜けて、アーケードの商店街を歩き、細い道を曲がって目的地へ連れて行って頂いた。

 これが夜の浅草寺。

 夜の浅草寺の翌々日、わたしはまた浅草にいた。こんなことってあるのか。一年に一度も訪れない場所に数日の間に二度も立っていた。人生で浅草訪問は数えるくらいだと言うのに。

 昼の方が、お祭り気分は更に増す。あっちもこっちもと一人なので気兼ね無く立ち止まり、お店を覗いた。

 鶴と富士山、結構好きだ。

 1枚だと困るかも知れないけど、たくさん有ったら和菓子を載せる。とっても大きな食器棚があって、遊びの器を置く余裕があったら、だけれど。外国のお宅ならバスルームの片隅に飾ってあるとちょっと楽しい。旅行者が購入している現場で、「それ、どうするの?」と訊いてみれば良かった。

 青空の方が「賀正」が似合う。

 中国からの旅行者は、日本の仏閣に満足したりするのだろうか。中国からやって来た日本なりの美しいものに。

 端から順番に開けたい。

 賢くなりますように。

 628年、金の鱗を持つ龍がくだったので、金龍山というのだそうだ。昔々の日本には龍がいた。さぞや美しかっただろうと思い焦がれる。

 浅草神社の狛犬「阿」。

 「吽」。

 眺めているととても落ち着く屋根だった。

 この先、また何年か訪れることはないかも知れないけれど、今回の夜と昼の浅草観光は満足だった。

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